理科教育学
亀田 直記(教科教育学・准教授)
自己紹介・メッセージ
他者がしないことに挑戦し、解明する! 理科教育の研究も自然科学の研究と同じです。また、自然科学が事物・現象を大切にしているように、とことん学校現場に近いスタンス(特別な装置は不要、誰でもできる等)でいることを強みとしています。これは一般の人々からは難しい・よくわからないと敬遠されがちな理科へのハードルをいかに下げるか?という壮大な問いを設定していることが背景にあります。
理科という教科名は、他教科のように省略して「理」の先生という表現はないことや、自然の理(ことわり)+科学、のようにとらえると濃さが際立ち、とてもユニークでもあります。このように濃い学問領域だからかもしれませんが、難しいけど、奥深くておもしろいのです。理科教育の役割とは、難しい自然事象の先にある“おもしろい”にたどり着けるようにすること、だと考えています。
現在の研究テーマ
1.理科の教育課程に関する研究
物理・化学・生物・地学の4分野をバランスよく学び、科学的リテラシーを向上させるための理科の教育課程について研究をしています。校種間を貫く体系的な視点と、教科・科目をつなぐ横断的な視点の両方からアプローチをしています。
2.地域資源を教材として見出す手法に関する研究
指導を苦手とする教員が多い地学の地域教材を見出し、アーカイブ化するために必要な支援の方法を研究しています。特にジオパークの教育的活用に着目し、指導者が理科授業に導入できるよう実践的なアプローチをしています。
3.探究活動の指導法・文理融合(STEAM教育)に関する研究
探究をできる人がその指導をできるかは別問題であることから、指導法の確立について研究をしています。探究教材の開発・授業実践も並行して行っています。探究活動は文理融合(STEAM教育)の視点を重視してアプローチしています。
研究業績
※著書・論文や学会発表の一覧については、京都教育大学の研究者総覧をご覧ください。
主な担当授業
【学 部】
初等理科教育、中等理科教育I~IV、理科教材論実験 ほか
【大学院】
教科内容構成論 ー理科ー、数理自然・技術セミナー(共担)ほか
※シラバスは、京都教育大学のシラバス検索ページから検索可能です。
卒業論文・修了論文などの指導について
学校教員こそ研究者マインドが必須です。卒業後も自律して研究し、社会貢献ができるよう、研究の基礎を身に付けることを基本方針としています。
【卒業研究】
理科教育上における社会課題の解決に向け、自らテーマ設定を行うことを重視しています。
例として、単元の構成と概念について、地域やSTEAM教育教材の開発、身近な自然事象の探究、など研究室のメインテーマに関連させたものから、そうでないものまで、毎年バラエティーに富んでいます。研究成果の社会への還元として、必ず学会発表をすることとしています。
【修了論文】
学部での卒業研究を発展させたものから、理論的背景を踏まえて汎用性のあるテーマを設定する場合もあります。
授業実践が伴うことが学部とは異なり、毎年の学会発表に加えて、論文執筆を目標としています。
【その他】
共同研究、出前授業、ニーズに合わせて可能な限りお引き受けします。
連絡先
〒612-8522 京都市伏見区深草藤森町1番地
お問い合わせ先:kameda at kyokyo-u.ac.jp
詳細は研究室ホームページより:https://natsci.kyokyo-u.ac.jp/~kameda/