環境地質学研究室
田中 里志(地質学/地学教育・教授)
自己紹介・メッセージ
研究室では、地学を基礎とする様々な研究手法を学び、身近にある様々な課題や問題を解決して行きます。特に理科領域では卒業研究を課していますが、それを全力で取り組んだその過程は、皆さんが生きていく上での自信(生きる力)となり、様々な壁にぶつかっても乗り越えられる大きな助けとなるに違いありません。私の研究対象は身近な自然やその中にある地学的な自然そのものです。身のまわりの自然がどのようにつくられているか?自然の法則や摂理はどのようになっているのか?災害や環境問題と身近な自然との関連はどのようになっているか?気候・気象の変化と地学的な自然環境との関係についてはどのようになっているか?など、身近な自然を活かした地学ならびに地学教育のあり方、地学の教材研究などいろんなテーマで研究を進めています。地学は、物理・化学・生物を基礎とした総合科学で、野外での調査や観察、室内で行う実験と分析・解析など様々なスタイルで研究を進めています。
現在の研究テーマ
1.汽水湖や湿地の環境を探る
湖沼や湿地の環境変遷史についてボーリングコア試料を使い解析を進めている。特にボーリングコア試料中の珪藻化石(植物プランクトン化石)ならびに植物珪酸体化石(プラント・オパール化石)に着目している。
2.身近な地学的な自然を探る
地質学・岩石学・堆積学的な手法を使い、地層や岩石の形成過程を解明することで、大地のおいたちを明らかにする研究を進めている。
3.気候変動の研究
地層に残された化学的なデータに基づくとともに、地質学・堆積学的手法を用いて古気候変動について研究を進めている。特に100年スケールの古気候変化は将来の環境予測につながる。そのような研究を進めている。
研究業績
※著書・論文や学会発表の一覧については、京都教育大学の研究者総覧をご覧ください。
主な担当授業
【学 部】
地学入門、地学Ⅱ、地球史概説、地学実験、自然観察法Ⅱ、小学校教科内容論理科、地学基礎実験a,b、理科教育総合演習 ほか
【大学院】
教科内容教材論ー地学ー,理科教育実践演習ー地質鉱物学ー,教科内容構成論ー理科ー ほか
※シラバスは、京都教育大学のシラバス検索ページから検索可能です。
卒業論文・修了論文などの指導について
卒業研究のテーマは身近な自然から素朴な疑問を見つけ、そこから自分のテーマを確立していきます。身のまわりの自然がどのようにつくられているか?その中での自然の法則や摂理はどのようになっているのか?災害や環境問題と身近な自然との関連はどうなっているか?気候・気象の変化と地学的な自然環境との関係についてはどのようになっているか?また身近な自然を活かした理科教育・地学教育のあり方とは?また、理科や地学の教材研究などテーマは様々です。研究では屋外での調査や試料採取を行ってから室内での科学分析・データ解析を行うタイプや室内だけで行う研究などあり、進めていく中で決めていきます。
【卒業研究】
- 珪藻化石による古環境解析
- 湖沼・湿地の環境解析と評価
- 岩石学・地層学的な研究
- 地質学の化学分析による環境解析
- 身近な自然に関する理科的な視点での研究
- 地学的な自然を教材化する研究
- その他、理科の様々な分野について様々な視点で探究する
【修了論文】
- 理科教育的な分野、理科の教科(地学)専門的な分野についての研究
連絡先
〒612-8522 京都市伏見区深草藤森町1番地
京都教育大学 教育学部 理学科 環境地質学研究室
お問い合わせ先:stanaka at kyokyo-u.ac.jp